パワーストーンの色や性質には、東洋思想の「五行(ごぎょう)」と深いつながりがあるとされています。
五行は「木・火・土・金・水」という5つの要素で自然や人の営みを捉える東洋の思想で、感情や性格の傾向にも結びつけて考えられることがあります。

みけにゃ
この記事では、五行とパワーストーンの関係をわかりやすく解説するよ
五行とは?簡単にわかる東洋の自然観
五行思想は、古代中国で生まれた自然哲学のひとつです。
「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)」という5つの要素が、互いに影響し合いながら自然界や人の体・感情に働くとされています。
それぞれの要素には、以下のような象徴があります:
五行 | 意味・性質 | 対応する色・イメージ |
---|---|---|
木 | 成長・発展 | 緑・青、植物、木製のもの |
火 | 情熱・変化 | 赤、光、熱 |
土 | 安定・調和 | 黄・茶、陶器、石 |
金 | 収穫・整頓 | 白・金属、秩序 |
水 | 流れ・知恵 | 黒・青、冷静さ、水の動き |
五行とパワーストーンのつながり
パワーストーンには、それぞれの五行に対応する性質や色味を持つものがあります。
例えば、「赤い石」は情熱や変化を象徴する色とされ、「青い石」は冷静さや思考力と結びつけられることが多いです。
以下は、五行別に代表的なパワーストーンをまとめた表です:
五行 | 代表的なパワーストーン | 象徴されるテーマ例 |
---|---|---|
木 | アベンチュリン、マラカイト | 成長・癒し・前向きな変化 |
火 | ガーネット、ルビー | 情熱・活力・行動力 |
土 | タイガーアイ、シトリン | 安定・自己信頼・実行力 |
金 | ハウライト、ラブラドライト | 整理・直感・自己認識 |
水 | アクアマリン、ラピスラズリ | 冷静さ・知恵・精神の浄化 |
自分に合う五行を探すには?
五行は「性格」「悩み」「生活のバランス」にも関係しているとされます。
たとえば、以下のような視点から石を選んでみるのも一つの方法です。
- 最近、心がざわざわしやすい → 水の要素(青・黒)の石で冷静さをサポート
- なかなか行動できない → 火の要素(赤)の石で意欲を刺激
- 新しい挑戦をしたい → 木の要素(緑)の石で前向きさを後押し
石の力を借りるというよりも、「今の自分に何が必要か?」を見つめ直す内省のツールとして使ってみると、より自然に向き合えます。
まとめ
五行とパワーストーンの関係を知ることで、石選びに深みが増します。
色や素材のイメージを通して、自分の状態や心の傾向に気づくヒントになることもあります。
どの石が今の自分と相性が良いか、五行の視点から探してみるのもおすすめです。

祈麗(きら)
内省(ないせい)とは、自分の気持ちや行動を振り返り
「どうしてそう感じたのか?」と自分に問いかけてみることです
自分を深く知る手がかりになる、大切な時間です
タロットカードも、そんな内省の手助けとなるツールのひとつです